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BACK TO THE TELEMARK SKI
10年の空白を経て37歳にしてカムバックしたテレマークスキーヤーの日記風ブログ 
遠征2日目 幻の百名山・ニペソツ山

ニペソツとはアイヌ語で切り立った場所とかいう意味らしい。
深田久弥が百名山選定をした時はこの山を知らなかったらしく、後日この山を入れるべきだったと言わしめた名山。

標高2013m。

登山口は二つあるが、何も知らない俺は幌加温泉登山口を選択。
どう考えてももう一つの方が時間も距離も短かった。

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ここからは頂上往復25km。
標準タイムは11時間くらい。

結構しんどい。

幌加温泉に行く道を右折して登山口のゲートまで行く。
実はこのゲートからもっと車で進入できたそうなのだが、これも後の祭り。
2キロの林道歩きを往復する羽目に。

5時半出発。
もう外は明るい。

ひたすら登る。
登り続ける。

やっと展望が開けた場所に来た。
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三つの山をアップダウンした先に見事な三角錐の山がある。

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「遠すぎるぞ・・・」

稜線上にテン場がある。
普通は一泊二日かかる。

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雪だ・・・。

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ズルズルの急斜面をロープを使って這い上り、アップダウンを繰り返した後、やっと頂上へ。

9時半。

4時間で来た。
多分コースタイムは7時間以上。

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向こうには百名山の大雪山、トムラウシ、十勝岳。
この前降った雪がまだ残ってる。
これらの山は既に登っているので今回の遠征には含まない。

手前に石狩岳。
逆側にはウペペサンケ山。
変な名前だが両方とも2百名山。

登ってきた時は先行者の全てを抜いてきたので往路は彼らとまた相対する。

「速いですね」

そう、今の俺は速い。

2014年に槍ヶ岳から笠ヶ岳を往復した時みたいな感じがある。

昨日の雌阿寒岳はウェストポーチのみの軽装。
持ち物は数本の魚肉ソーセージとヘッドランプとスマホと地図のみ。
飲料水さえ持って行かなかった。
今日はそれに加えて500mlのペットボトル一本を持ってきた。
10時間の行動時間にたったそれだけと思うが、本当にこれだけで持ってしまうのだ。

筋持久力、筋肉の回復の早さ、熱効率の良さがそれを支えている。

トレランは好きじゃないので走りはしないが早歩きはする。
トレランは何でわざわざ山を走りに来るんだろうという疑問が沸騰する。
下でマラソンでもやってろよと思う。
が、このスタイルで早歩きしていると俺も完全にトレラン野郎と思われているだろう(笑)。

ひたすら上ってきた道をひたすら下っていく。

登山口に13時到着

7時間半。

疲れた・・・。

今日も温泉だ。
近くの幌加温泉へ。

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紅葉が素晴らしい。
キタキツネがお出迎え。

脱衣所にある体重計は67キロを指す。
昨日の雌阿寒岳では65キロだった。
ムッキムキのムテキング。
日々進化していく。

脱衣所から浴槽へ扉を開けて入っていく。

あれ?

女が居る・・・。

やべ、開ける扉を間違えたか?
いや、間違いはない。

ん?何だ、この光景は。

タオル一枚の20代位の女性2人とオヤジ数人がそれを囲んでいる。

テルマエ・ロマエよろしく異次元空間に飛び込んでしまったのか。

落ち着いて考えた挙句、ここは混浴だとの結論に達した。
だったらそう受付で言ってくれればいいのに。

身体を洗いつつも目線は遊ばせない。
ターゲットは決まっている。
ロックオンスタート。

VRで見る仮想現実(透明人間もの)は所詮ヴァーチャルでしかない(笑)。

あ、何だよ、もう出るのか。

浴槽を出た彼女らが身体を洗っているネイキッドムテキングの方に向かってくる。

おい、ちょっと待て。

お前ら、それじゃタオルの意味が無いだろうが!

上を隠さず、下を隠さず。

俺のニペソツ山が・・・(笑)。

うーん、やっぱりテルマエ・ロマエに紛れ込んだに違いない。

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露天風呂と周りの紅葉

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どちらから入ってきても混浴(笑)

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泉質毎に三つの内湯

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お世話になった幌加温泉 鹿の谷さんという宿。
結局、2回も入り、PCもスマホもフル充電、ついでに俺もフル充電(笑)。
携帯電波が入らない宿です。
ここの温泉はまじで良かった。
また来てみたい。

明日は核心の百名山の幌尻岳。

今日よりも行動時間もあるし、距離も長い。
アップダウンも桁外れだし、何しろ日高は熊が怖い。
更に南のカムイエクウチカウシ山では人食い熊が発生して入山規制されてるとの事。

無事に完了して旭川で楽しい夜を過ごしたい。


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遠征1日目 百名山・雌阿寒岳


今日から8連休。

まずは百名山の雌阿寒岳へ。
温泉地で有名な阿寒湖の近くの活火山。

いつ噴火してもおかしくないとの事。

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登山口は温泉口から。
イージーな山登りで往復3時間で完了。

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途中、ロードバイクを背負ったハテナマンが・・・。
これも時代という事か。

頂上付近は噴火の蒸気がこっちまで来て息苦しい。

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御岳で爆発があったのは丁度この季節。
いつどこでああいう悲劇が起こるのか分からない。
今、ここで噴火してもそういう運命だったと思うしかない。

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頂上からは阿寒湖、雄阿寒岳。
お、向こうに見えるのは斜里岳と羅臼岳だ。

下山後は登山口にあった野中温泉へ。

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白濁の硫黄泉がたまらない。
疲れをばっちり癒した後は阿寒湖の観光。

阿寒湖は温泉地としても有名だが、アイヌの集落がある事でも有名。
巨大なホテルが立ち並んでいるメインストリートに所狭しとアイヌのお土産屋が。

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ちょっと離れた所にアイヌコタンというストリートがある。
奥にはシアター劇場があって、アイヌの踊りを見れるらしい。

一通り回る。

おお、この木彫り、いいね。

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とにかく色々置いてある。
毎度思うのだが、独りで見てもこういうのはつまらないものだ・・・(笑)。

阿寒湖を後にして、次の目的地はニペソツ山の登山口の幌加温泉手前の駐車場で車中泊。
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