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BACK TO THE TELEMARK SKI
10年の空白を経て37歳にしてカムバックしたテレマークスキーヤーの日記風ブログ 
月山頂上へ

BLUE GIANTという漫画を良く読む。

俺はもうすぐ42歳。
やっている事はアホと言えばアホ。
が、俺にしか出来ない事をやっていると思う。
これからもアホを続けるしかない。
続けた結果や途中で俺が望んでいた物が見えるだろう。

混雑が予想されるTバーをよそ目に今日は登山に決めた。

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月山頂上へ。

久しぶりの山登り。

やっぱり山はいいですな。
スキーとは違う精神的な透明感がある。

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まだ雪渓が残っていて、慣れない人は軽アイゼン必至。
結構急なので下手すると滑落します。

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俺はというとゴム長靴・・・(笑)

リフト乗り場で浜さんに「そんなんで大丈夫?」
と心配されてしまった。

往復2時間半で完了。

歩いている間は中国語のリスニングとスピーキング。
歩いていてもスキーのイメージは湧いて来る。

スキーの声を聞いて動きたい。
たわんだ板をどう動かせば最大効率化できるか。

俺もテレマークのBLUE GIANTに向かう。
向かうしかない。

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最終日 開聞岳~さらば九州
開聞岳の登山口を4時過ぎに出発。
何時に日の出なのか分からずに適当に頂上で御来光を待つ。

3日前は大雨で何も見えなかったが、今日はこの通り。
この開聞岳は知覧飛行場から特攻で沖縄に向かう途中、飛行士がこの山に敬礼して本土とお別れをしていったのだという。
そういう意味も込めてここに来たかったというのがある。

御来光の時間です。

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海に開聞岳のシルエットが・・・。

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今日は屋久島も見えます。

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下山して7時半。
それでも午後の便まで時間がある。
もう一度霧島の新燃荘であの温泉に浸かりたい。
肌も良くなったし、疲れた脚も癒したかったのだが…。
到着するとまさかの「定休日」。
普通定休日なんてあるのか、こういう温泉。

レンタカーを返却し、空港へ。

「お客さん、大分汚れてますけど・・・」

本当、ごめんなさい(笑)。
よもやこの車で5泊&車内キャンプしているなんて夢にも思わないだろう。

このレンタカーのトヨタ・パッソはダサい車だったけど燃費はすごい。
メーター見ると1000キロ近く走ったが、ガソリンは30リットルくらいしか入れてない。
今どきのコンパクトカーの燃費に唸る。
俺のホンダZはリッターで10キロ位。
乗り換えの検討の余地はある。
装備されていたカーナビ、カロッツェリアのAVIC-RZ03は超使いやすかった。
これは購入の予定。

さらば鹿児島。
さらば九州。

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成田空港到着。

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毎日山登ってはレンタカーで車泊して次の山という強行軍。
フィジカルもメンタルも精錬、テレマークへの情熱は更に燃え上がりました…(笑)。
これからイエティスキー場通ったり、オフトレしたりしてシーズンインです。

6日目 霧島連山

宮崎と鹿児島にまたがって形成されている霧島連山。
日本百名山の一つ。
最高峰の韓国岳と日本書紀にある神が降臨した山、高千穂の峰へ。
真ん中にある新燃岳は火山規制で立ち入り禁止区域に指定されている。

駐車場を5時前に出発。
韓国岳で御来光。

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「からくにだけ」と読むこの山は遠く朝鮮半島を望める程の絶景というのが名前の由来。
その通り、頂上からは九州が一望できる。
相変わらずどれがどれだか分からないのだが、九州という土地が良く分かる。
農業に適した肥沃な大地が広がっている。
昨日も感じたが、自然と人間社会が見事に調和されている。

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渡来人がこの土地や日本列島に来て以来、日本という国は世界史から見れば全く独特な歴史を形成する。
この日本列島にあって、大陸に無かったのはこの豊かな自然。
その自然を生かし、生かされてきたのが古代人だったと推測する。

ともかくこれで阿蘇を除いて九州にある百名山制覇。

韓国岳を降りて、次は高千穂の峰。

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今までこんな事は無かったのだが、スピリチュアルな雰囲気に包まれていく。
霊的な物質を感じる。
荘厳な空気が支配している。
まさに神が住む山。

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山頂にある青銅製の天逆鉾。
日本書紀にある天孫降臨神話の地。

下山するとビジターセンターのおばさんにグレートトラバースの田中さんに似ていると言われ、ああ、あれに出てるんですよ、僕という例の会話が始まる。
このおばさんは来る人、一人一人に丁寧に高千穂の歴史や伝承を説明してくれて、この山を心から愛している。
お奨めの温泉は?と聞くと新燃荘がいいというので行ってみる。

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この温泉はすごい!
30分以上の入浴は禁止。

この1週間で初のお風呂。
コインシャワー等でしのいで来た身体が癒されていく。

ところでこの温泉はかなりオープンな作りで露店は混浴になっているだが、そこまで行くのにほぼタオル一枚の全裸で行く事になっていて、バスタオル一枚の若い女性などにバッタリ出くわしたりする。
山の雰囲気がそうさせてくれるのかお互い「まぁいいんじゃないの」的な緩みが出る。
それにしてもスキンヘッドにムキムキのほぼ全裸でバーンと女性の目の前に出ていくのが快感でもあったような・・・(笑)。

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どうでもいいが、新燃荘に停めてあった俺の愛車と同型のホンダZ。
やっぱりこの車は独特。
このレンタカーのパッソはどこにでもあるような何の印象もないつまらない車だ。

霧島連山はそこかしこに温泉が湧き出している。

5年前には新燃岳が噴火している。
これはその時の動画。



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明日は鹿児島空港から帰京。
ただ午後の便なのでそれまでは時間を有効に使わしてもらう。

一昨日、開聞岳に来た時は大雨。
明日はほぼ快晴。
開聞岳から洋上から上る御来光を眺めてから九州を後にする。

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もうこのランニングシューズは明日でさようならだろうな・・・(笑)。

5日目 九住山&祖母山


昨日の深夜に阿蘇の登山口の仙酔峡まで行こうとすると通行止めの表示が。
数週間前に起きた噴火でレベルが引き上げられ火口から2キロは立ち入り禁止。
どこの登山口も閉鎖。
ロープウェーも休止中。
地震といい噴火といい阿蘇はどうなってしまうのか・・・。

嘆いてもしょうがないので目標を同じ百名山の大分県の九住山(1786m)と大分と宮崎の県境の祖母山(17856m)に決めた。
どちらも登山口から4,5時間のコースタイムで往復できる。
これを午前に九住、車で移動し午後に祖母山をやっつける。
しんどい行程になる。

まずは九住山の登山口の赤川登山口へ。
するとこちらの登山コースも地震の崩壊で登山禁止。
違う登山口や迂回していると午後の予定が狂うのでとりあえず行けるところまで行ってみようという事で登っていく。
確かに崩壊しているが行けないこともなさそうなのでそのまま頂上へ。
帰りも同じコース。
往復3時間。
天気は雨。
頂上付近は不思議と雲海が広がってなかなかいい。 

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次の祖母山登山口まで車で約1時間。
この北谷登山口が分かりにくかった。
細い砂利道を延々と山奥深く入っていくのだが、絶対間違っていると思い何度も引き返したりして時間を食う。
登山口に到着して登り始めたのが12時半。
レンタカーも泥食ってひどい様相に・・・(笑)。

見ていたオヤジが「今からじゃ無理だよ」と言う。
とりあえずこっちも行けるところまで行ってみる。

登山口からは2つのコースがあり、急斜面だが近距離の風穴コースと緩斜面の国観峠コース。

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登りは風穴コース。
この風穴コースはかなり手ごわかった。
良くもこんな場所に登山道を作ったと思う程、岩場と急斜面の連続。

1時間半程で頂上到着。
こっちの山も雨・・・。

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下山は国観峠コースを使うが、地面の黒土が泥と化して足をズルズルと取られてこれまた地獄。
九住もそうだったが、土が安定していない。
多分地震の影響だろう。

ちなみの祖母山の名称の由来はこちら。

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こっちの山も3時間で往復してきた。
出発の時に無理だよと言ってきたオヤジもこの時間に俺が居るのに驚いている。

このランニングシューズもここまで良く持ってる・・・(笑)。

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下山後は熊本で予定通り金を落とす。
熊本城などを見学。
地震の跡が生々しい。

明日は百名山の鹿児島県の霧島。

4日目 開聞岳&知覧特攻平和祈念館

朝一で開聞岳ピストン。
正直、この山をなめてました。
標高924m。
登る前は400m位の山だと思ってた…(笑)。
海抜0mからの登りなので往復の標高差はかなりあるし、上部はかなり岩が露出しているので歩きにくい。

しかも大雨。
しかもランニングシューズ・・・(笑)。
レンタカー屋で借りた傘が役にたつ。

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往復で2時間半くらいだったと思うが、今度は晴れの時に。
多分、今まで見たことが無いほどの絶景だと思う。

開聞岳の絶景はこちらのサイトで・・・。

屋久島や種子島もすぐそこに見えるはずなんだが視界はゼロ・・・。
激しい雨と滑りやすい岩、露出した枝がビシビシ頭や体に当たってくる。

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下の管理棟でコインシャワーやらコインランドリーやらで時間を費やした後、もう一つの目的地、知覧特攻平和会館へ。

特攻の基地、知覧町。
ここ知覧飛行場から沖縄沖に向けて特攻に出撃して散って逝った兵士達の遺書や遺影を中心として引き上げたボロボロのゼロ戦
等が展示してある。
映像や講和が一日何回か繰り返し視聴室で聞ける。
目頭を抑えている女性が多い。

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それにしてもすごい「ふくらはぎ」だ・・・(笑)。

写真が厳禁なので内部は見せられない。
外国人も多く、館内は一般客で混雑している。
内外ともに今でも関心の高いスポットと言えるだろう。
九州に来るならば、ここを訪ねるべきだと思う。
感じたことは多々あるが、ここで申し上げる事はない。

ただ言えるのは「刀を抜く用意」はいつでも我々は備えてなくてはならないという事。

平和主義、戦争反対、武力不必要。
こういう主張を持ってる人はかなり居るだろうし、俺の周囲にも居る。

ただ俺は「魂」までも抜かれるつもりは無い。

硫黄島で戦死した父方の祖父や特攻に逝った当時10代、20代の若者達。
俺はここ知覧で改めて「魂」を刻んだ。

「魂」がこもった遺書を何点か紹介したい。

義重於山嶽 死軽於鴻毛 (義は山岳より重く、死は鴻毛より軽い) 21歳 特攻戦死
人生の死は只一つ 南海の空に我死なん 21歳 特攻戦死
咲くもよし 散るはなほよし わかざくら 19歳 特攻戦死

テレマーク。
俺はやってやる。
いや、ここまで来たらやるしか残された道はない。

「七生報国」
「七度生まれ変わって」
「七生撃滅」

館内に展示されている遺書にはこの「七生」という言葉、俺の名前と同じ言葉が数多く出てきた。
偶然か必然なのか、俺がやっている事に何か運命的な、大きな意味があるとしか思えない。

これから阿蘇の登山口、仙酔峡へ移動して明日は阿蘇と熊本巡り。


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